細胞外結合組織(コラーゲン)の役割

皆さんは、「コラーゲン」という言葉から何を想像されますか?

現在、「コラーゲン」についての著書は沢山出版されています。その中から「コラーゲン」について書かれている部分を抜粋してみます。

  • 驚異の「若返り」栄養素
  • 美肌美人
  • 髪の毛のつやつや
  • 見た目年齢はコラーゲンで決まる
  • 日焼けも怖くない

等々、美容面での記述が目立ちます。

ところが、実際には「コラーゲン」は

  • 骨粗鬆症予防
  • 間接の痛み、臓器の炎症の軽減
  • 歯周病の予防
  • 血圧を下げる
  • 視力回復
  • 傷の治りが早い
  • 悪玉コレステロールを増やさない
  • 免疫力を上げる
  • 腎臓と同じくフィルターの役割をする
  • ガンの転移を防ぐ

と言った医学上での効果も高いことが、最近の研究で判ってきました。

では、その「コラーゲン」の上記医学上でのような効果はどのようなメカニズムになっているのでしょうか?

コラーゲンは結合組織(エクストラセルラーマトリックス:Extracellular Matrix )の主要物質です。

今までは細胞を守る防御役と考えられていましたが、細胞に入る溶液や異物を網目で濾すことから細胞の腎臓(前腎臓)とよばれています。

コラーゲンが炎症、ガン、感染などで溶かされると細胞は丸裸になるだけでなく、有害物質がフィルターなしで入ってくるようになるのです。


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