エンテオス最新健康ニュース(50)

世界の年間死亡の1割近くが運動不足に起因

身体活動の不足によって冠動脈性心疾患(CHD)、2型糖尿病、乳がん、大腸がんなどのリスクを高まり、それが平均余命の短縮と関係していることが多くの論文でこれまで報告されています(Journal of the National Cancer Institute(2012; 104: 815-840))。今回、世界の年間の死亡の1割近くに運動不足が関係していることを示すデータが報告されました(Lee IM, et al. Lancet 2012; 380: 219-229.)。

まさに狩猟採集型ライフスタイルが現代人に必要であることが運動の面からもいえるということですね。

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→世界保健機関(WHO)の推奨〔週最低150分の中等度の身体活動(例えば早足のウオーキング)〕に満たない身体活動不足が、世界の主要非感染性疾患と死亡にどの程度の影響を与えているかを検討するため、その人口寄与割合(PAF)を算出した。

その結果、身体活動不足の主要疾患に対するPAFはCHDが6%、2型糖尿病が7%、乳がんと大腸がんがともに10%程度と推定された。死亡に対するPAFはおよそ9%。これは、2008年の世界の死亡5,700万例中530万例以上に相当した。

身体活動不足を完全に解消できなくても、10%減らすことで毎年53万3,000例以上、25%減らせれば毎年130万例以上の死亡が避けられると考えられた。身体活動不足の解消により世界人口の平均余命は0.68年(日本人は0.91年)延長すると推定された。

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