エンテオス最新健康ニュース(35)

4つの健康的生活習慣により心臓突然死のリスクが著明に低下

非喫煙、毎日の運動など4つの健康的な生活習慣を守ることで心臓突然死(SCD)のリスクが著しく低下することが論文発表されました(JAMA 2011; 306: 62-69)。

今回、1984~2010年のNurses' Health Studyの参加女性8万1,722例を対象に、4つの低リスク因子(非喫煙、BMI 25未満、1日30分以上の運動、地中海食スコア上位40%)と心臓突然死(SCD)との関係を検討しています。

26年間の追跡で321例の心臓突然死(SCD)が確認されています。10万人年当たりの心臓突然死(SCD)絶対リスクは低リスク因子0で22例、1つで17例、2つで18例、3つで13例、4つで16例でした。多変量解析では、低リスク因子0群と比較した心臓突然死(SCD)相対リスクは因子1つ群0.54、2つ群0.41、3つ群0.33、さらに4つの因子すべてを順守した群では0.08まで低下しました。

生活習慣改善は一つを改善すると、自動的に他の健康的な生活習慣も改善されていく傾向があります。今日からでもトライしてみましょう。

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