世界保健機関(WHO)は2009年10月27日、健康を害するリスク要因を分析した報告書を公表した。2004年時点の分析で、死に至るリスクが最も高かったのは先進国では喫煙がトップで、高血圧、肥満など心臓疾患やがんにつながる要因が上位を占めました。
先進国以外の国も併せると高血圧が死者全体の12.8%を占め、喫煙(8.7%)、高血糖値(5.8%)などが続いたようです。
タバコは喫煙者だけでなく、周囲の人を巻き込むのがよくないですよね。高血圧、肥満、糖尿病などは現代文明社会の象徴です。いかなる時代も社会環境によってその時代を特徴づける病気があるようです。人間の歴史(生活習慣)を調べようと思えば、その時代の病気を調べれば分かります。