1900年代初め,女性の肺がん はまれと報告されていました。しかし60年代以降,次第に発症率が上昇し,米国では今や女性のがん死亡原因の首位を占めるに至っています。
女性はたばこの発がん物質の影響を男性より受けやすいことを示唆している症例対照研究もあるようです。
2009年の欧州集学的胸部腫瘍学会(EMCTO)でも女性は男性に比べたばこの発がん物質の影響を受けやすいとする研究結果を発表されました。
これは夫が喫煙者である場合に、妻が副流煙で受ける被害が甚大だということですね。お子様への影響も考えると家庭内禁煙が当たり前の時代になってほしいものですね。