否定的感情を持つ人は,ストレス閾値が低く,感情のコントロールができないため、子供に悪影響を及ぼします。
18か月齢児とその母親を対象に調査を行い,否定的感情を持つ母親は子供に不健康な食事を与える可能性が高いと発表されました(Maternal & Child Nutrition(2009; 5: 234-242)。
今回の研究では,ノルウェー母子コホート研究の一環として18か月齢児の母親2万7,763人に対し,36種類の飲食物について子供に与える量と頻度を質問しました。
情緒不安定,不安,怒りや悲しみがあり,自信に欠け,否定的な世界観を持つ母親は,子供に糖分や脂肪の多い食事を与える率がやや高かったといいます。
積極的な意思が自分自身のみならず子供にも良い影響を及ぼすのですね。