エンテオス最新健康ニュース(2)

5つのライフスタイル因子が中年女性の死亡に影響

5つのライフスタイル因子が中年女性のその後の死亡に影響を与えていると、米ハーバード大学のグループが発表した(van Dam RM, et al. BMJ 2008; 337: a1440.)。

対象は、1980年の登録時に心血管疾患とがんがなかった34~59歳の女性7万7,782例。24年間追跡し、5つのライフス タイル因子(喫煙、過体重、中等度?激しい身体活動をほとんどしない、少量?適量のアルコール摂取をしない、食生活の質スコアが低い)と死亡の相対リスク (RR)との関係を評価しました。

追跡中に8,882例が死亡しました(うち心血管疾患死1,790例、がん死4,527例)。5つの因子がゼロの女性と比べて、すべてを満たす女性のRR(相対的危険度:その危険因子をもっている人は何倍病気に罹りやすいか)は心血管死8.17、がん死3.26、全死亡4.31でした。つまり、心血管死で8倍、がん死で3倍、全死亡で4倍にもなります。

追跡期間中の死亡の28%が喫煙、55%が喫煙と過体重、身体活動の不足、食生活の質の低さの複合によるものと考えられました。

この5つの生活習慣以外にも危険因子はたくさんありますが、これだけでもあらゆる病気に罹りやすくなることが明白になっています。とくに食生活の質の低下は今後の日本を含めた世界では避けようがない事態になってしまいましたので、日本での食糧自給を急いでいくことが、私たちの健康にもつながることは間違いありません。

エンテオス最新健康ニュース目次

ご注文はこちら
Copyright (C) 自然治癒健康食品のエンテオス. All Rights Reserved.