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オメガ3脂肪酸

抗炎症作用

オメガ3系脂肪酸摂取の抗炎症作用

オメガ3系脂肪酸を多く摂取すると、細胞膜中オメガ3系脂肪酸が増加してアラキドン酸(炎症物質の大元です)濃度は低下し、この結果、アラキドン酸由来の炎症促進性分子が抑制されます。

オメガ3系脂肪酸摂取の抗炎症作用

また、オメガ3系脂肪酸がCOX-2(炎症物質を作る酵素)活性を抑制します。

オメガ3系脂肪酸摂取の抗炎症作用

さらに、オメガ3系脂肪の前駆体の増加あるいはサプリメントの摂取によるEPAまたはDHA濃度の上昇は、レゾルビンやプロテクチンと呼ばれる抗炎症性脂質メディエーターの産生を促します。

別のクラスの抗炎症性脂質メディエーターであるリポキシンは、EPAから産生されますが、レゾルビン またはプロテクチンおよびリポキシンは樹状細胞を調節し、免疫反応を抑制すると考えられています。

以上よりオメガ3系脂肪酸は、慢性炎症や発癌過程を調節する重要な抗炎症作用を持っています。

オメガ3系脂肪酸に関する医学論文をご紹介いたします

魚のオイル関節炎の痛み軽減

アデレートロイヤル病院(オーストラリア)での研究で、魚のオイルを多くとったグループは、関節リウマチやSLEなどの慢性炎症疾患で上昇する炎症性サイトカインの数値が低いことが報告されました(journal Complementary Therapies in Medicine、2010)。

従来の非ステロイド系鎮痛薬は、即効性があるものの、効果の持続がなく、関節リウマチや変形性関節症に対して長期的に予後を改善することはありません。また心血管系や消化器の重篤な副作用があり、関節リウマチなどの慢性炎症疾患への長期投与は注意が必要です。

今回、アセトアミノフェンという比較的安全な解熱鎮痛剤と魚のオイルを組み合わせると、魚のオイルを多く摂取するほど症状の改善が認められ、炎症性サイトカインなどの物質も低下したことが報告されています。

従来の非ステロイド系鎮痛薬はCOXという酵素をブロックして炎症反応の進行を止めますが、アセトアミノフェンと魚のオイルの組み合わせも同じ酵素を違う機序でブロックすることで関節リウマチや変形性関節症に効果を出しているのではないかと推測しています。

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