疾患別最新医学ニュース(膠原病)1

リンパ球B細胞をターゲットに治療を

膠原病には白血球の中のリンパ球に異常が認められます。

リンパ球の中にはT細胞とB細胞の2つがありますが、最近注目を浴びているのがB細胞。

膠原病では、このB細胞の機能(抗体産生)と形態異常が報告されています。

(たとえば、SLE(全身性エリテマトーデス)では、末梢血記憶B細胞の抑制リセプターの発現が低下している。)

膠原病も含めた自己免疫疾患の治療ターゲットにリンパ球B細胞に関連するものが新しく出てきています。

関節リウマチの抗TNFα抗体(インフリキシマブ、エタネルセプト)抗モノクローナル抗体(リツキシマブ)これらが膠原病全般で有効との報告が相次いでいます(SLE、皮膚筋炎)。

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